ダイエット甘味料について質問です。アスパルテームは体によくないということなのでスクラロースや羅漢を使用しています。これらやステビアのデメリットを教えてください。また糖尿病へ影響に関してもおわかりの方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。

南米の高地に自生しパラグアイが原産といわれるキク科の植物で１６世紀頃から甘味料として使われており、日本には、１９７１年に南米より入って来ました。葉には、甘味料のステビオサイド、レバウデオサイド等を含み、砂糖の３００倍も甘いと言われていて、その上低カロリー（１００ｍｌあたり９ｋｃａｌ）、砂糖の９０分の１。だからダイエット食品として注目されるのです。ステビアの乾葉から甘味成分を抽出して、清涼飲料水等に使われ、又、低血糖剤として利用されています。

糖尿病の方にも安心できる代替糖として利用されているようです。

甘味料というとグラニュー糖が主流となっていますが、実はグラニュー糖は1本6ｇで23Kcalもあるため、ダイエット中はアミノ酸から作られているアスパルテーム。サッカリン使用の甘味料。ステビア混合製品などの人工甘味料（1ｇ1Kcalから8Kcal）を上手に使用されると良いでしょう。

又、人工甘味料は普通のグラニュー糖に比べ、少量でも甘みが強いことからノンカロリーの寒天にかけて食べる方法は非常に良いと思います。しかし、強い甘みに慣れてしまうデメリットもありますから、習慣ではなく、少し甘いものが食べたいな。と感じた時に甘みを楽しむ方法が良いでしょう。

ステビアは元々避妊薬として使われていたことが有名です。

100％の効果が得られなかった為に、甘味料という方向で使われるようになったそうで、

あまり飲みつづけていい物であるとは思えません。

私は身内に糖尿病の者がいますが、マービー(カロリー0ではないです)をすすめられています。

またほかのカロリー０などの食品や飲料について尋ねたところ、

「あまりいいものではないし食べ過ぎない方がいいよね。」といわれたそうです。

＞砂糖以外の甘味料であるアスパルテームは環境ホルモン作用の疑いが、・ステビアは避妊薬として使われているところもあるそうで、生殖機能への影響も懸念されています。

（引用）

＞ステビアに関しては日本では認可されていますが、生殖毒性があるらしく欧米では不許可となっている国も多いそうです

（引用）

＞ 人口甘味料・化学調味料（アミノ酸等）・着色料・保存料など、

人口的に化学合成されたものは、肝臓や膵臓に

大きな負担を与えます。

（引用）

＞ステビア・・・生殖毒性があり、妊婦に障害をもたらすといわれている

（引用）

総じて同じことが言われているようです。

ステビアの安全性試験の結果です。

ステビアは天然物質であるので、特に毒性等の問題はないそうです。

68年にステビアの葉と茎の抽出液を用いたラットの実験で妊娠率が低下し、出産する子どもの数が減少したと、科学誌「サイエンス」に報告されました。

　現在EUでは発ガン性などのデータ不十分で食品添加物としての使用を不許可にしています。アメリカでも現在使用は不許可とされています。

人工甘味料スクラロース（英国テイトアンドライル社開発）は、試験動物の半数近くが流産をおこしていながら、下痢によるものとして食品への使用基準に反映されていない

上手に使わないと、なんでも「過ぎる」のは良くないようです。

心理とその行動について研究しているパーデュー大学のテリー・ダビッドソン教授と、スーザン・スウィザース助教授らによりますと、『人口甘味料はからだに備わったカロリー計算能力を狂わせてしまう可能性がある』のだそうです。

　このHPにもありますように、ステビアに関しましては生殖毒性や発癌性に関してはむしろ否定的だろうと思います。

　実際に原著論文を見てみましたが、ステビアに関する研究というのはそれほど熱心におこなわれているわけではないようです。発癌性に関しては問題はありません。サルモネラによる毒性試験というのはトリッキーなものであり、PCBや発癌性物質で処理したラットの肝臓抽出物とステビアを混ぜることによってステビアの分解産物に変異源性が確認されるということで特殊な状況です。肝臓では薬などいろいろな物質がチトクロム酵素によって分解されるわけですが、そのなかで特殊な酵素が存在すると問題があるよという意味です。当然人で実験されたわけでもありません。

　スクラロースは、合成甘味料ですので毒性テストもしっかり行われていますが、特に毒性は確認されていません。ただ、これは代謝できないから安全であるという趣旨であり、アレルゲンなどになりうることも考えられます。アスパルテームは、分解時に微量のメタノールを生成しますが、ビールやワインなどの醸造酒によるものに比べれば微量です。変異源性も現在では否定的です。アスパルテームとスクラロースは同程度に安全だと考えられます。

　羅漢や甘草にしましても、天然物である以上はステビアと同様の作用が解明されていない薬効があると思われ、中国では解熱などの漢方薬にも使用されています。甘草の利尿作用は、ある意味で副作用です。

　以上まとめますと、アスパルテームとスクラロースは同程度に安全性が検査されている。ただし、人間に対しての使用実績はそれほど長くはなく、将来的になんらかの問題が発生する可能性はある。それ以外の天然甘味料は、長い間人間が使用してきた実績があり安全であると考えられるが、これについても副作用を検討する必要はあるということになると思います。

　食物の中にはワラビや焼き魚など発癌性があることが証明されているものがありますが、だからといってそれを理由にしてこれらの食品を摂取しないというのは食を楽しむという観点からすればもったいないことです。甘味料に関しても、それほど神経質にならずに必要に応じて自分の好みにあうものを使用して差し支えないでしょう。